#7

お茶の水の朧夜。

大学からのいつもの帰り道にいつにない月が出ていた。ふと思う。100年前の神田川はこんな月が似合う風景だったのだろうか。
東京はその長い歴史の中でたった100年でここまでの変貌を遂げた。でも変わらないものを持っていた。
この夜から半年。東京にとっての100年と、僕にとっての半年と、果たしてどちらが短く感じられるのだろう。

2014.10.10 Y.Karasawa